タイ最北の街である「チェンライ」は、現在でもアカ族やリス族、カレン族などの少数民族が住んでいます。
タイの中でも最も涼しい地域であり、我々日本人がイメージする楽園のタイとは少し異なる雰囲気があります。
今日は、そんなタイのチェンライの魅力について、観光ベストシーズンや観光名所、治安などについて詳しく解説します。
チェンライの基本情報
チェンライは、最北端に位置する県でありミャンマーやラオスと国境を接しています。
日本からの直行便はなくバンコクから乗り継いでアクセスすることになり、バンコクからは1時間半ほどの距離です。
チェンライは貿易の玄関口であり、タイ第二の都市「チェンマイ」に隣接していることからチェンマイとチェンライを合わせて訪れる人も少なくありません。
他国と国境を接しているので料理もタイ独自というよりは他の影響を受けた味付けで非常に興味深いです。
チェンライ地図情報
チェンライの天気、ベストシーズン
チェンライは、暑季の3月~4月、雨季の5月~10月、乾季の11月~2月の3つのシーズンに分かれており、最も気温が低くなる1月頃の最低平均気温は14度くらいです。
他の都市と比較するとかなり冷え込むので、観光をする際は乾季である11月~2月が温暖で過ごしやすいでしょう。
降水量も他の月と比べると少なめです。
チェンライの有名観光地
次に、チェンライの有名観光地についていくつか紹介します。
ワット・ロンクン
別名「ホワイト・テンプル」と呼ばれるワット・ロンクンは真っ白な寺院です。
1997年にチェンライ出身の芸術家であるチャルムチャイ・コーシッピパットによりデザインされた建物で、まだ完成はしていませんがおすすめの観光地です。
詳しくはこちらからシンハーパーク
タイで有名なビールであるシンハービールを製造している会社が運営するテーマパークで、東京ドーム274個分を誇る大きさ。
民族衣装の体験などタイ文化にも触れられ、園内にはレストランなどの飲食店も数多くあります。
チェンライで体験できるアクテビティ
続いては、チェンライで体験できるアクテビティについて解説します。
気球観光ツアー
経験豊富なスタッフが乗客の安全を最優先に考えて、最高の気球ツアーを提供してくれます。
チェンライの田園地帯の奥深くまで気球で連れて行ってくれるので、最高の思い出になるでしょう。
周辺地域ツアー
こちらは、先に紹介した「ワット・ロンクン」や伝統的な山岳民族の村を訪れたりと周辺地域をまわるツアーです。
地元のガイドがついているので安心してまわられます。
ツアーにはタイ料理のランチがついているものも多いので、ぜひよさそうなものを選んでみてください。
その他、終日のプライベートテンプルツアーなどもあるので、ゆっくり個人でまわりたいという人に向いています。
詳しくはこちらからチェンライの治安は大丈夫?
チェンライの治安について解説します。
タイ自体、そこまで治安が悪い場所ではなくそれはチェンライでも同様です。
基本的に治安は安定しており、凶悪な事件などに巻き込まれることはそうないでしょう。
しかし、ここは海外です。
軽犯罪や外国人観光客を狙った犯罪は度々起きていますので、最低限のマナーを持って過ごしましょう。
高価なブランド品のアクセサリーや服を身につけることは、「お金を持っている」というアピールになるので気をつけてください。
動きやすいラフな格好がいいでしょう。
また、日本人がやりがちなこととしてレストランやカフェで荷物を足元に置くこと。たとえ椅子の上でも自分から死界になるところには置かないようにします。
置き引きの被害に遭う可能性が上がります。
またタイの人は優しい人は多いですが、異様にいい人には少しの注意を払った方がいいかもしれません。
チェンライへの行き方
冒頭でも述べましたが、チェンライまでは直行便がないのでバンコクから経由して行きます。
日本からバンコクへは大体7時間弱、そこからチェンライまでは1時間半くらいです。
その他、バスなどを利用する方法もありますが時間がかかるのであまりおすすめしません。
チェンライの空港から市内までのアクセスはバスやタクシー、レンタカーなどがあり、配車サービスの「Grab」もあります。
配車サービスだと簡単に呼んで利用できるので、言語ができない人には特におすすめです。ボッタクリの被害に遭うことも少ないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今日は、タイ北部の街「チェンライ」について解説しました。
天候も民族も他のタイの都市とは少し異なり、非常に興味深い場所です。
ぜひここチェンライを訪れてみてはいかがでしょうか?