プーケット島とマレー半島の間に位置するパンガー湾。
エメラルドグリーンの息をのむような美しさの海に大小さまざまな島が浮かび、石灰岩の断崖が迫る様はまさに「秘境」です。
このパンガー湾、ちょうどプーケットとクラビの間に浮かんでいるのが「ヤオヤイ島」と「ヤオノイ島」です。
手つかずの大自然を満喫できるエリアや島について、ツアーやアクティビティのことも含めてご紹介します。
パンガー湾とヤオ島(ヤオヤイ島・ヤオノイ島)について
神秘的な風景が広がるパンガー湾を世界に知らしめたのは「ジェームズ・ボンド」です。
1974年に公開された「007/黄金銃を持つ男」で、ボンドの敵であるスカラマンガの隠れ家として、このパンガー湾の北部に浮かぶ奇岩「タプー島」が選ばれたのです。
映画の公開後、タプー島は「ジェームズ・ボンド島」と呼ばれるようになり、パンガー湾を訪れる観光客が激増しました。
ジェームズ・ボンド島の近くの「バンイー島」にはシージプシーの高床式水上ヴィレッジがあり、ここも含めてジェームズ・ボンド島を訪れるプーケット発のオプショナルツアーも数多く催行されています。
ヤオヤイ島とヤオノイ島は、パンガー湾の中央部に位置する一対の島で、大きいほうがヤオヤイ島、小さいほうがヤオノイ島です。
プーケットからは、どちらの島にもスピードボートやロングテールボートを利用すれば40分ほどでアクセスできます。
ヤオヤイ島、ヤオノイ島、どちらも漁業で生計を立てているイスラム教徒が多く住む島です。
プーケットなどの大観光地とは異なる、素朴で何か温かい、そんな雰囲気にあふれる島を訪れ、実際に地元の人たちとふれあえる体験ツアーもあります。
波が比較的穏やかで、本当に手つかずの大自然に囲まれたヤオヤイ島、ヤオノイ島は、シーカヌーなどの大自然を肌で感じられる、ゆったりとしたアクティビティが盛んです。
パンガー湾とヤオヤイ島・ヤオノイ島をめぐるならツアーがおすすめ
パンガー湾へのオプショナルツアーは、プーケット、クラビ、どちらからも出ていますが、数で勝るのはやはりプーケットのほうです。
ジェームズ・ボンド島、ヤオヤイ島、ヤオノイ島をアイランドホッピング
スピードボートで行くパンガー湾のアイランドホッピングでは、ジェームズ・ボンド島やヤオヤイ島、ヤオノイ島を、時間をむだにすることなく、見どころを効率的に回れます。
ジェームズ・ボンド島の神秘的な奇岩、洞窟とラグーンは、インスタ映えする写真が撮れる絶景スポットです。
アイランドホッピングの途中ではシーカヌーで自然とたわむれたり、秘境感たっぷりのビーチを訪れたりします。
ヤオノイ島では地元の人たちの暮らしを間近に見られる島内観光、ヤオヤイ島の絶景ビーチでは、参加者が思い思いに楽しめる時間があるので、スイミングや写真撮影、散策などを帰りの時間まで目一杯楽しみましょう。
プーケット発:ゆったりボートで行くパンガー湾シーカヌーアドベンチャー 絶景!ジェームスボンド島、鍾乳洞、ラグーンを探検
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詳しくはこちらからヤオノイ島の「シックス センシズ ヤオノイ」は至極の高級リゾート
ヤオヤイ島、ヤオノイ島には、数は少ないもののラグジュアリーホテルもあります。
なかでも「シックス センシズ ヤオノイ」は別格の超高級リゾートです。
美しいパンガー湾を見渡せるヴィラは自然に溶け込むように建てられており、各ヴィラには専用プールとパーソナルバトラーが付いています。
このファイブスターのラグジュアリーリゾートは、環境保護や持続可能な社会づくりに力を入れており、地産地消をベースにしたオーガニックファームやオーガニックガーデン、養鶏場などでとれるオーガニック食材によるヘルシーで安全な食も、このリゾートが力を入れている取り組みのひとつです。
そして、世界中から訪れるセレブを魅了しているのが「シックス センシズ スパ」。
通常のスパトリートメントのほか、ヘルスチェックの結果を基にした、個々の健康状態に合わせたライフスタイル改善プログラムも提供しています。
ラグジュアリースパが多いタイとはいえ、シックス センシズ スパほどのトリートメントを受けられるスパはなかなかありません。
極上の「癒やし」を求めてヤオノイ島を訪れるのも悪くありませんね。
Hotels.comで詳しく見る Expediaで詳しく見るまとめ
パンガー湾の中央に浮かぶヤオヤイ島とヤオノイ島は、手つかずの大自然と人々の素朴な暮らしに触れられるとても魅力的な島です。
近年、リゾートホテルが増えてきてはいるものの、パトンビーチのような喧噪とは無縁なので、これらの島ではまだまだ時間がゆったりと流れます。
そんなヤオヤイ島とヤオノイ島を同時にめぐるなら、やはりプーケット発のツアーがおすすめです。
なかでもアイランドホッピングツアーなら、ジェームズ・ボンド島を含むパンガー湾の絶景スポットを効率良く回れます。