元々はタイ湾に面する小さな漁村だったタイのパタヤ。1960年代頃にリゾート地として開発が進められ、現在では世界中から多くの観光客で賑わっています。
アジアを代表するビーチリゾートであるパタヤでは綺麗なビーチを始め、マリンスポーツやナイトライフなど様々な楽しみ方ができる魅力的な場所です。
今日は、タイのパタヤの基本情報、観光スポット、ベストシーズン、治安などについて解説します。
パタヤはどんなところ?
日本との時差:2時間
最高気温(年間平均):31.3度
最低気温(年間平均):25度
平均湿度(年間平均):73.1%
バンコクからの距離:約160km(東京ー静岡より少し遠いくらい)
パタヤはタイ東部チョンブリー県の西海岸に位置するリゾート地で、同国の首都バンコクからは160kmの位置にあり車でたった2時間程度の距離にあります。
パタヤはバーやディスコ、クラブなど夜の街として観光客に人気ですが、美しいビーチやマリンアクティビティなど昼間にもたくさんの魅力があります。
バンコクからアクセスが良いということで海外からの観光客を始め、バンコクから日帰り旅行で来られる人も数多くいます。
パタヤ地図情報はこちら
パタヤから行ける美しい島:ラン島
パタヤビーチから行ける沖合の島もいくつかあり、その中でも有名で最も大きいのが「ラン島」です。
ラン島についてはこちらの記事に詳しく書いています、合わせて読んで頂けますと幸いです。
パタヤの天気、観光のベストシーズン
そんなパタヤ観光のベストシーズンはいつなのでしょうか。
1年中暖かいイメージがありますが、パタヤには乾季・暑季・雨季の3つのシーズンがあり、乾季は11〜3月で雨が少なく晴れの日が多く、暑季は4〜5月で最も暑い季節、雨季はスコールが降ることがあります。
この中でも天気が良く観光に適しているのは乾季で、降水量が少なく気候も安定しています。
この時期は日本は完全に冬なので、暖かいパタヤで過ごすのはいい息抜きになるでしょう。
パタヤのおすすめビーチ
ここからはパタヤの3つのビーチについて紹介します。
パタヤビーチ
パタヤビーチはパタヤの中でも定番のビーチ。
初めてパタヤを訪れる人には特におすすめしたい場所であり、パタヤ随一の繁華街であるウォーキングストリートやロイヤルガーデンプラザも近くにあるのでビーチでくつろぎながらおいしい食事を楽しむこともできます。
ビーチロード沿いにある高級ホテル「アマリ パタヤ(Amari Pattaya)」は、フィットネスジムがあったりプールがあったりと贅沢の時間を過ごせておすすめです。
アマリ パタヤはどんなところ?空室状況と料金確認はこちらその他にも、パタヤビーチ周辺には子連れで楽しめるホテルが沢山あります。
ウォンガマット・ビーチ
パタヤビーチの北にあるウォンガマット・ビーチはホテルなど宿泊施設が多いことからも観光客に人気があるのがわかります。
パタヤビーチに比べてややプライベート感を感じられ、のんびりした時間を過ごせるでしょう。
ウォンガマット・ビーチ付近にあるリゾートホテルに宿泊して自分たちだけの時間を満喫してください。
プラテトゥムナックビーチ
プラテトゥムナックビーチはサイズが小さくこじんまりとしているビーチです。
ビーチを歩いているとランニングやジョギングをしている人をよく見かけ、リゾート地でありながら過ごしやすい規模や雰囲気といえます。
隠れ家的なビーチが好きな人にいいかもしれません。
パタヤ観光の見どころ
見どころ満載のパタヤですが、その中でも特におすすめしたい有名観光地をいくつかご紹介します。
サンクチュアリー・オブ・トゥルース
タイ東部ウォンプラチャン湾のレムラーチャウェットに位置する「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」。
1981年から建設が行われ未だ完成しておらず今も進められている建築物です。
建物はタイの建築様式で四つの切妻が特長的であり、タイの職人により金属の釘を使わないで建てられています。
ここに来ると、本当に地球上にいるのかわからないくらい異次元の美しさに感動するでしょう。
パタヤ展望台:パタヤヒルビューポイント
パタヤ湾を一望できるパタヤで最も有名な「パタヤヒルビューポイント」もおすすめです。
ヒルの頂上にはワット・カオ・プラ・バートという小さなお寺があったり、売店でお土産なども買えます。
パタヤヒルビューポイントはパタヤを訪れる際はマストな観光名所です。
パタヤで体験できるツアーとアクテビティ
次にパタヤで体験できるツアーとアクティビティについて解説します。
主にビーチで楽しめるものと、街中(パタヤ市内)での観光、ツアー、アクティビティに分かれます。
ビーチで楽しめるアクティビティ
パラセイリング
パタヤという観光地の中でも格安で体験できるのがこのマリンアクティビティの「パラセイリング」です。
大体800バーツくらいで楽しめ、海沿いを歩いていると客引きがありますがこれはトラブルの元になるのであまりおすすめはしません。
宿泊しているホテルなど信頼できるところから申し込むのがベターです。
バナナボート
スピードボートが引っ張るバナナ型のボートに乗ってパタヤの海を爽快に、そしてエキサイティングに感じられるアクティビティがバナナボートです。
3人乗り程度の小さなものから10人程度乗れるものまでサイズも豊富なので、家族連れでも大人数のグループでも、みんないっしょに楽しめます。
30分800バーツほどが相場ですが、人数により料金は変わります。
ジェットスキー
パタヤビーチではジェットスキーも人気です。
ジェットスキーを操縦できない方は、スタッフが操縦するジェットスキーに乗って楽しめます。料金は30分で1000バーツほどが目安です。
パタヤのジェットスキーレンタル業者の中には悪徳業者もいるので、借りる前に必ずキズの有無を確認しましょう。写真を撮っておくと安心です。
パタヤ市内観光、ツアー、アクティビティ
街中の観光、ツアー、アクティビティはこちらの記事でまとめていますので、合わせて読んで頂けますと幸いです。
街中での移動手段
パタヤ市内での移動手段は、徒歩の他にソンテウ、バイクタクシー、レンタルバイクやタクシー、grabなどになるでしょう。
徒歩はいろんな景色を見れて楽しいですし、気分転換にもなります。
パタヤでは渋滞が結構あるので、タクシーよりもgrabが便利かもしれません。値段があらかじめ決まっているので、料金が上がることもありません。
ただ、観光地ですので、もともと高めの値段設定であることは念頭に置いておきましょう。
パタヤの治安は大丈夫?
夜の街として知られるパタヤなので、やはり治安について心配する声が時々あります。
ただし、パタヤはタイの他のリゾート地と同様、治安に関しては悪くありません。
夜遅くに女性一人で歩いたり、危険な地域に行くなど海外で過ごす上で最低限のことを守れば危険な目に遭うことは滅多にないでしょう。
もちろん観光客が多いので彼らを狙ったスリなどの犯罪は発生しています。そのため日本で過ごす感覚で行くのは控えてください。
またパタヤではツーリストポリスという観光警察があり、そこには外国人を採用しており外国人観光客の安全確保には力を入れています。
パタヤへの行き方
バンコクや空港からパタヤに行く場合は、長距離バスが最も簡単で利用しやすいでしょう。
長距離バスは、バンコクの東バスターミナル・北バスターミナルから出発するバスと、スワンナプーム国際空港から出発するバスがあります。
バンコクからですと1時間おきに運行されており、所要時間も2時間半ほどです。
詳しくはこちらの記事に記載しております。
参考にして頂けますと幸いです。
他にも、小型バンを改造した「ロットゥー」という乗合バスもあり安く済みます。
地元の人と交流もでき新たな体験をできますが、日本人としては言葉を含めてややハードルは高め。
まとめ
今日は、タイのリゾート地であるパタヤについてでした。
ビーチに市内観光、ナイトライフなど様々な楽しみ方ができるパタヤ。
ぜひ一度訪れてみては如何でしょうか。
治安も比較的よく、安心して過ごせるでしょう。