日本人にとって人気の旅行先として、ハワイや北米、ヨーロッパなどがありますが、アクセスが良く物価の安い東南アジアも外せません。
韓国や中国など東アジアとはまた異なる雰囲気のある東南アジアは、日本人にとって観光だけでなく居住地としても昔から人気があります。
その中でも、代表的な国といえばやはりタイであり、現地には8万人以上もの日本人が住んでいます。
今日は、そんな微笑みの国タイの魅力について解説しようと思います。
タイの基本情報
タイは、東南アジアに位置する国であり、面積は日本の約1.4倍です。
数々の島がありリゾート地としても人気で、日本人を含め欧米の観光客も数多くいます。
タイの人口は6,617万人(2021年現在)で、首都はバンコクです。タイ人の大部分がタイ族であり、他にも華人やマレー族などがいます。
タイの通貨はバーツ、公用語はタイ語で、94%の国民が仏教を信仰しており、5%がイスラム教を信仰しています。
タイと日本には2時間の時差があり、タイの方が遅れています。国土のほとんどが熱帯モンスーン気候に属しているので1日の最高気温は30〜35度など暑い日が目立ちます。
首都バンコクは暑季・雨季・乾季の3つのシーズンがあり、それぞれ2月中旬〜5月中旬・5月中旬〜10月中旬・11月〜2月です。
タイの魅力とは?
タイの魅力について解説します。
年中暖かい気候
日本には四季があり秋・冬になるとそれなりに冷え込みます。
しかし、タイは基本的に1年中温暖であり、日本の真冬である1〜2月でも最高気温は30度を超えます。
そのため、外に出てアクティビティをしたり、リゾート地でゆっくりしたり思い思いの過ごし方ができるのがタイの魅力です。
日本の冬の時期にタイに旅行をすればかなりいい気分転換になるでしょう。
人々がフレンドリー
よく「温暖な地域の人は優しい」といいますが、タイはまさにその通りです。
タイ人は気さくで人がよく、とてもフレンドリーです。
これは気候が関係しているのか国民性なのかいろんな要素があると思いますが、タイに旅行に行くと人々の優しさを肌で感じられるでしょう。
外国人が道などに困っていると助けてくれます。
タイ料理は日本人の口に合う料理
タイ料理は世界的にも有名で、各国でタイレストランがオープンしています。
東南アジアの中でも美食の国として知られるタイ料理は、我々日本人の口にも合います。
例えば、トムヤムクンやガパオライス、カオマンガイなどが有名で、ガパオライスは日本でいう鶏そぼろのような味で嫌いな人はいないと思います。
タイ料理は非常に安価で食べられるのでおすすめです。
リゾート地が贅沢
タイには、世界中からバカンスとして人がやって来ます。
パタヤ、プーケット、サムイ島、サメット島などリゾート地が豊富でそれぞれに特長があります。
首都バンコクから近い「パタヤ」は物価が安くお得に贅沢ができる場所であり、プーケットはビーチリゾートして知名度が高くマリンアクティビティが楽しめます。
別名「ココナッツアイランド」と呼ばれるサムイ島も、ビーチでリラックスしたりナイトライフとして楽しめます。
自分好みのリゾート地を見つけ、贅沢な時間を過ごせるのがタイの魅力です。
近代的な街
屋台が並び人通りが多いいわゆる ‘’東南アジア感’’ だけでなく、実はタイには近代的な建物も多くあります。
特にバンコクでは東京のような高層ビルが立ち並び、スマートフォン一つで料理を注文して、タクシーを呼ぶなど近代的な文化が浸透しています。
現地在住の人によると、何なら今は日本よりも最新テクノロジーは浸透
しているともいいます。
タイの観光名所
ここからは、タイの観光名所について解説します。
フォトジェニックな寺院
タイは国民のほとんどが仏教を信仰しているので「ワット・ポー」のような寺院は外せません。
ワット・ポーの他にも数多くの寺院がありますが、最も有名で観光の際に訪れて欲しいのはやはりこのワット・ポーで、全長46メートル・高さ15メートルの寺院は迫力満点です。
日本よりも宗教の信仰が浸透しているタイでは、熱心な仏教徒の方もよく見受けられます。
プーケット島
プーケット島は島ですが、ぜひここを観光名所と紹介したいです。
エメラルド色に輝く海と白い砂浜で有名なプーケットは世界有数のリゾート地で、その周辺には多くの諸島がありアイランドホッピングツアーとしてまわるのもいいですし、ダイビングスポットとしても楽しめます。
ジンベイザメやマンタなどの大きな生物からクダゴンベやアケボノハゼなどのマクロ生物にも出会えるプーケット島はぜひ訪れたい場所です。
アユタヤ世界遺産
「アユタヤ世界遺産」は、貿易都市として栄たアユタヤ王朝の古都で、1991年に「アユタヤ歴史公園」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
アユタヤ王宮の中でも寺院「ワット・プラ・シー・サンペット」や木の中に埋もれている仏頭がある「ワット・マハタート」などが見どころです。
バンコクからのアクセスがよく行きやすいのも人気の理由でしょう。
パタヤビーチ
「パタヤビーチ」は、タイを代表するビーチであり、バンコクから車で2時間ほどの距離にあります。
スワンナプーム国際空港からも1時間ほどと非常にアクセスがよく、このビーチには世界中から多くの観光客で賑わいます。
パラセーリングやバナナボートなど多種多様なマリンアクティビティが楽しめるのも魅力です。
タイの治安は?
タイの治安については、基本的には大きな心配はありません。
日本と比べると軽犯罪などは多く、軽視はできませんが、決して危ない国ではありません。
日本人が海外に行く時に気を付ける最低限のマナーを守れば、安心して過ごせると思います。
例えば、財布などの貴重品をテーブルに置かない、置いて移動しない、後ろポケットにスマートフォンなどを入れないなどです。
ただし、夜のスポットとして賑わう場所はお酒が入り人々は攻撃的になる可能性があるので、なるべく近づかないようにしたいです。
お酒でリスクが上がるのは現地人だけでなく外国人観光客も同じです。
むしろ外国人観光客の方が休暇中で気が大きくなり危なくなることがあるので注意したいです。
タイへの行き方
タイのどこに行くかでも変わりますが、例えば首都バンコクなら成田・羽田空港、関西国際空港、中部国際空港など国内の主要空港から直行便が出ています。
飛行時間は大体6時間半くらいです。
他にも、台湾の台北経由でバンコク入りもでき、その場合は台北まで2〜3時間半くらい、そこからタイまでは3時間半くらいです。
現地に着いたら、レンタカーやタクシー、公共交通機関、あとは場所によってはフェリーやボートなどで移動することになります。
まとめ
今日は、タイの魅力について解説しました。
ビーチリゾートからマリンアクティビティ、ナイトライフなど様々な楽しみ方ができるタイは、最高の観光場所です。
日本人にも馴染みがあり、日本語表記の場所もあるので訪れやすい国です。
ぜひ、次回の旅行先としてタイを選択肢に入れてみてはいかがですか?