タイにあるサメット島は、バンコクから4時間ほど離れた場所にある離島です。
ここを訪れた人が口を揃えて言うのが「最高だった」というもので、まさに南国のビーチリゾートという場所。
そこで今日は、サメット島の概要や観光ベストシーズン、おすすめビーチや観光スポットついて解説しようと思います。
タイ観光を考えている人や離島が好きな人はぜひ最後までお読みください!
サメット島の基本情報
サメット島は、首都バンコクから4時間ほどかかりますが、実はバンコクから最も近い離島です。
島全体が海洋国立公園に指定されており、豊かな自然が魅力でとても美しい場所です。
透き通った海や真っ白なビーチは圧巻で、リゾートホテルに滞在して優雅な時間を過ごせます。
昼間はビーチでのんびりするのも良し、暗くなったら夜遊びスポットで時間を過ごすのがサメット島の遊び方。
バンコクからバスに乗り、島まではフェリーを利用するのが一般的です。
詳しいアクセス方法については後述します。
サメット島の地図情報
サメット島の天気、観光のベストシーズン
サメット島の気候は、バンコクやパタヤと似ており、観光のベストシーズンは11〜5月ごろの乾季でしょう。
気温
3〜5月は最高気温が40度近くになることもあるので、3月前に行くと暑さをある程度避けられるかもしれません。
雨季
サメット島は、雨季でもバンコクと比べて雨が少なくスコールが降ってもやめばすぐに太陽が昇り暑さが戻ります。
多少天候が悪くても宿泊費などを抑えたいという人は、雨季のオフシーズンでもいいかもしれません。
サメット島のおすすめビーチ
サメット島には美しいビーチがたくさんあります。
名称のないものを含めると15箇所ほどあり、その中でもおすすめのビーチを順番に解説します。
マリンアクティビティを楽しむなら「サイケオビーチ」
「サイケオビーチ」は、サメット島のメインビーチであり観光客が集まります。
サイケオビーチは、フェリーが着く港にもっとも近い、島の北東部にあるサメット島のメインビーチです。
ホテルやカフェ、レストラン、ビーチバーの数も多く、海水浴客でにぎわいます。
そのため、サイケオビーチはゆったりと休日を過ごしたいという方にはあまり向かないかもしれません。
ジェットスキーやパラセーリングなどのマリンアクティビティを楽しみたい方には、このサイケオビーチがベストです。
どこに行けばいいか迷ったら、サイケオビーチで間違いありません。
のんびりするなら静かな「アオヌアンビーチ」
「アオ ヌアンビーチ」は、サメット島のビーチの中でも隠れ家的な場所です。
数えるくらいの観光客しかいなく、ゆったりと自分たちだけの時間を過ごしたい人に向いています。
ビーチ自体は小さめで岩場が多いです。
高級感とサンセットが魅力の「アオ プラオ ビーチ」
アオプラオビーチは、サメット島のほかのビーチとは異なる魅力あふれるビーチです。
カップルにおすすめのビーチで、ビーチは高級感があり落ち着いた雰囲気です。
アオ プラオ ビーチは、山に囲まれており他とは異なる景観が楽しめ、ホテルの清掃員のおかげでビーチ内は清潔に保たれています。
ビーチチェアも利用無料で、団体客が少なくワンランク上の贅沢感を味わえるでしょう。
もちろん小さな子供づれでも楽しめます。
最もおすすめです。
高級感
アオプラオビーチがほかのビーチと異なるのは「高級感」があること。
アオプラオビーチにある宿泊施設は、「アオプラオ・リゾート」「ル・ビーマン・コテージ&スパ」「リマココリゾート」の高級リゾート3軒だけ。
つまり、アオプラオビーチ自体、各ホテルのプライベートビーチなんです。
ビーチフロントで優雅に過ごすなら、アオプラオビーチしか選択肢はありません。
アオ プラオ リゾートの空室状況と料金確認はこちらフォトジェニックなサンセット
これまでにご紹介したビーチはすべて島の東岸にありますが、このアオプラオビーチは島の西岸にあります。
西側にあるということは、そう、フォトジェニックなサンセットが見られるんです。
サメット島でインスタ映えする写真を撮るなら、このアオプラオビーチは外せません。
サメット島の有名観光地
ここからは、サメット島の有名観光地について解説します。
鬼女像「ピースアサムット」
サメット島の入り口には大きな像が立っており、これが鬼女像「ピースアサムット」です。
圧迫感を感じるほどのかなりの大きさで、ピースアサムットはタイではみんな知っているベストセラー叙事詩に登場する鬼女です。
女神ではなく悪役なのです。
アオプラオ サンセット ビューポイント
サンセット ビューポイントは、綺麗な夕日が一望できる場所で、水平線もはっきりと見えます。
時期にもよりますが、最高の夕日を見られるのは大体17時半ごろで、アオプラオ サンセット ビューポイントはサイケオビーチから南に位置しているので時間に余裕を持って向かいましょう。
そんなに遠くはなくバイクで10分以内です。
サメット島で体験できるアクテビティ
サメット島では、いろんなアクティビティが楽しめます。
ファイヤーダンス
サメット島の見どころの1つにこのファイヤーダンス、ファイヤーショーがあります。
サイケオ、ウォンドゥアン、アオプラオの各ビーチでは、夜が深まるとともに屈強な男たちが火花散る棒をぐるぐる回すアトラクションが始まります。
ファイヤーダンスは大輪の花火のような火花を身体の周りに飛び散らせるイベントで、その迫力はものすごいです。
カクテルや食事とともに楽しめるファイヤーダンスショーは、サメット島の夜には欠かせないアトラクションです。
サイケオビーチ沿いにある「Ploy Talay」というお店が非常に有名です。
シュノーケリング
サメット島は、自然豊かな場所なのでシュノーケリングやダビングなどのマリンスポーツも堪能できます。
特にシュノーケリングは有名で、いろんな種類のお魚と出会えるでしょう。ぜひ天気の良い日に挑戦してみてください。
サメット島への行き方
サメット島には、バンコクのBTSエカマイ駅の、「バンコク東バスターミナル」から高速バスに乗ってラヨーン県のバンペー港まで向かうのが一般的です。
日本円で大体700円程度と安く、所要時間は3時間半ほど。
バンペーには沢山の港があります。理由は、宿泊するホテルによっては専用の港をもっているからです。
宿泊先が専用の港をもっている場合は、無料でサメット島まで行くことができます。
予約しているホテルが専用の持っている場合、エカマイからバンペー港についたら、各ホテルの港に向かいます。
バンコク東バスターミナル(エカマイ)
バンペー港
バンペー港からは30分かけてフェリーでサメット島へ向かいます。
7:00〜18:00の間、1時間に1便出ています
それ以降になると渡し船がないので時間には余裕を持って行動してください。
バンコクからは距離自体はありますが、アクセスが整っているので問題なく辿り着けるでしょう。
Ao Prao Pier(※アオプラオリゾートに宿泊する場合)
宿泊先がアオプラオリゾートの場合、Ao Prao Pierへ行きます。
スピードボートの出航時刻はそれぞれ 11:00、13:30、16:00です。
1時間前には港に着くように余裕をもって出かけましょう。
ホテルまでの移動
サメット島の埠頭から予約しているホテルまでは、ホテル専用のソンテウが迎えに来てくれます。
島内のアクセス
島内では、主に徒歩やレンタルバイク、小型トラックのソンテウになるでしょう。
タクシーなどはないので注意してください。
ソンテウはホテルで手配してもらうこともできます。
また、帰り道でも必要な場合は、運転手から番号を聞きましょう。
電話すると迎えに来てくれます。
まとめ
今日は、バンコクから行けるサメット島についてでした。
タイの観光地の中でも人が少ない場所に行きたいという人におすすめのサメット島、ぜひそこで最高の思い出を作ってください。
サメット島に泊まれない方には日帰りツアーもあります
サメット島は、このようにとても魅力あるリゾートアイランドなので、できれば1泊でも2泊でも宿泊して楽しみたい島です。
しかし、スケジュール的に泊まりは難しいという方でも、バンコク発の日帰りオプショナルツアーを利用すれば、サメット島の魅力の一部を感じられるのではないでしょうか。
スケジュールはタイトですが、満喫できること間違いなしです。
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