星空が綺麗な場所に出かけると、写真を撮りたくなりますよね。
ですが星空をスマートフォンで撮影するのはなかなか難しいです。
そんな時一眼レフカメラがあると、星空を綺麗に撮影することができます。
一眼レフカメラは、わずかな星の光を捉えることができるので、肉眼で見るよりも多くの星をキレイに撮影することができます。
ただ、Autoモードで撮影することは難しいのでManualで撮影することになります。
大丈夫、とっても簡単です。
設定する項目は主に以下の5つだけです。
- レンズのフォーカス
- F値
- シャッタースピード
- ISO
- ホワイトバランス
今回は星空をManualでお手軽に綺麗に撮るための設定方法を解説いたします。
レンズの設定
Manualモードへの切り替え
まずはレンズの側面を見てください。
おそらく、AutoとManualの切り替えスイッチがあると思います。
まずは、このスイッチをマニュアルに設定します。
AutoとManualの切り替えスイッチ

フォーカスの「∞:無限遠」設定
レンズのフォーカスリングを回し、「∞:無限遠」に設定します。
レンズにメモリがある場合はレンズで、
メモリが無い場合はカメラ本体の液晶画面で確認しましょう。
レンズにフォーカスのメモリがある場合

レンズにフォーカスのメモリが無い場合

焦点距離
構図にもよりますが、おすすめは、フルサイズ換算で14ー24㎜以下です。
明るい広角レンズを使うことをおすすめします。
おすすめの明るい広角レンズ
カメラ(ボディ側)の設定
撮影モードの設定
まず、撮影モードの設定を「M:Manual」に設定します。

F値の設定
F値は最小に設定しましょう。
推奨は2.8以下です。
シャッタースピードの設定
シャッタースピードは、F値にもよりますが、
F値2.8ならば30秒、
F値1.4ならば20秒、
くらいあれば十分綺麗に撮れます。
シャッタースピードをあまり長く設定すると、地球の自転の影響で星が振れだします。
長くても60秒以下をおすすめします。
ISO感度と合わせて調整しましょう。
もちろん、星の回転軌跡を撮りたい場合は、1時間以上長く設定してOKです。
ISOの設定
ISOは1600~3000くらいで十分です。
あまり高くするとノイズが乗り始めるので、シャッタースピードと合わせて調整し、なるべく高感度にならないように低めに設定します。
ホワイトバランスの設定
星の色味の設定になります。
基本はAutoや「☀」でOKです。
少し温かみのある雰囲気に仕上げたい場合は、「日陰設定」か「曇り」設定にします。
ホワイトバランスはお好みです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
簡単でしたでしょう?
設定する項目は主に以下の5つだけ。
- レンズのフォーカスを「Manual」にし、「∞:無限遠」に設定する
- F値:2.8以下(推奨)、明るいレンズを使う
- シャッタースピード:20ー60秒以下(F値による)
- ISO:1600ー3000程度(シャッタースピードによる)
- ホワイトバランス:お好みで設定してOK
それでは、ぜひ夜空の撮影を楽しんでくださいね。