皆さんはミラーレス一眼レフカメラを購入する際、何を重視するでしょうか。
- 今より一味違う写真を撮りたい。
- 旅行先でインスタ映えする写真が撮りたい。
- 大判印刷、拡大切り取りできる写真が撮りたい。
- 暗いところでももっと綺麗に撮りたい
- Etc.
もちろん、仕事で必要だからですとか、
動機や目的はさまざまだと思います。
私の場合は、「暗いところでももっと綺麗に撮りたい」でした。
本日紹介するのは、暗いところに強い、”超”高感度カメラ、”Sony α7s iii”です。
Sony α7s iiiで体験できるのは、以下の通りです。
Sony α7s iiiで体験できること
- 三脚レスでも明るく煌びやな”夜景”撮影
- ”星空”、”天の川”の撮影
- ”4K”ｘ”高感度”の動画撮影
Sony α7s iiiは夜の写真、動画撮影を力強くサポートしてくれます。
α7s iiiの作例
ポートレートと夜景の作例
如何でしょうか。
ご覧の通り、夜景だけでなく、ポートレートももちろんキレイに撮れます。
撮影条件の紹介
ここからは、写真の撮影条件の特徴について解説します。
風景写真
| 絞り値 | F8 |
| 露出時間 | 1/60 s |
| ISO | 80 |
| 焦点距離 | 24mm |
タイ タオ島での一枚。
もともと綺麗な海ではありますが、透き通った海の中の岩やサンゴ礁まで綺麗に表現してくれています。
穏やかな海での小さな波の揺らぎをよく撮れています。
これには正直驚きです。
夜景
| 絞り値 | F1.4 |
| 露出時間 | 1/30 s |
| ISO | 4000 |
| 焦点距離 | 24mm |
光表現の精緻さもそうですが、驚くべき点はシャッタースピード。
1/30 sでこの描画（CPLフィルタ付）。
三脚はもちろんいりませんし、夜景撮影において手振れの心配もありません。
シャッタースピードに関してはレンズの明るさも影響していると思います。
フィルタを外すのを忘れていましたが、
ISO4000くらいではまだまだ余裕を感じます。
| 絞り値 | F1.4 |
| 露出時間 | 1/30 s |
| ISO | 1250 |
| 焦点距離 | 24mm |
船が通った後の波の揺らぎがとても綺麗に表現されています。
こちらもノイズなく、文句ない1枚。
星空
| 絞り値 | F1.4 |
| 露出時間 | 20 s |
| ISO | 1600 |
| 焦点距離 | 24mm |
カスミが多い中での奇跡の1枚。
天の川とさそり座のアンタレスがキレイに撮れています。
明るいレンズのおかげもあってか、露出時間が短めで撮影できています。
さらに、ISO1600、露光時間20sで天の川をこの描画です。
驚きを隠せません。
PLフィルタを外すのを忘れていたので、実際はもっと短い時間でもいいかもしれません。
星空は、皆さん撮影された後に加工をすると思いますが、そもそも細かな星の光を捉えることができなければ、加工するに足る写真にもなり得ません。
星空撮影において、現状「α7s iii」は”最強”のカメラと言えると思います。
Sony α7s iiiにおすすめのレンズ
Sony α7s iiiには明るいレンズがおすすめ
高感度の威力を引き出す意味でも、明るいレンズをおすすめします。
上記写真の撮影に使用しているのは、SONY フルサイズEマウント用レンズ「FE 24mm F1.4 GM」です。
煌びやかさが増すのはもちろんのこと、
シャッタースピードも速い設定ができ、三脚を使わなくても綺麗に撮れるようになります。
背景のボケ具合は正直レンズ性能によるものです。
一方で光表現の精緻さなどはSony α7s iii本体性能によるところが大きいと思います。
「FE 24mm F1.4 GM」レンズについては別記事で紹介いたします。
他機種との比較
”超”高感度といわれるISO102400以上のミラーレス一眼のスペック比較を以下に記しています。
有効画素数の項目を見てください。
Sony α7s IIIが一番 ”画素数” が少なく、耐ノイズ性能に特化し、高画質に拘っていることが分かりますね。
この点からも、暗所撮影 ”最強” と言えます。
| 項目 | Sony α7s III | Canon EOS R3 | Canon EOS R6 |
| センササイズ | 35㎜フルサイズ | 35㎜フルサイズ | 35㎜フルサイズ |
| 有効画素数 [万画素] | 1210 | 2410 | 2010 |
| ISO | 102400 | 102400 | 102400 |
| 連写性能 [枚/s] | 10 | 30 | 20 |
| AF測距点数 [位相差点数] | 759 | 1053 | 1053 |
| 手振れ [CIPA規格段数] | 5.5 | 8 | 8 |
| 防塵・防滴 | 防塵・防滴 | 防塵・防滴 | 防塵・防滴 |
まとめ
以上、「α7s iii」の作例の紹介でした。
いかがでしたでしょうか。
撮りたい作品のイメージとは合いましたでしょうか。
皆様のミラーレス一眼検討の一助となれれば幸いです。
ちなみに私は、
スペック的に3300万画素、ISO感度51200と、バランス型の「α7 iv」とどちらにするか迷いましたが、高感度を重視し、ISO感度102400の「α7s iii」を選びました。
他社を検討しなかった理由は、ISO感度102400で画素数が1200万画素の機種がSONYの「α7s iii」だけだったからです。
ご存じの通り、センサ素子は受光面積が大きい方が耐ノイズには優位なので、迷いはありませんでした。
Sony α7s iiiについてもっと詳しく
もう少し詳しい解説をこちらの記事で行っております。
よろしければ合わせて読んで頂けますと幸いです。
他メーカーの”超”高感度カメラの紹介はこちら
こちらの記事にCanonなどの他の高感度機種を紹介しています。
よろしければこちらもどうぞ
それでは良い旅を。
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